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コミュニティガーデン講座「みんなの花壇づくり実践」を開催しました

先月開催の計画ワークショップの続編。

公園管理事務所にて、市民協働よるコミュニティガーデン講座「みんなの花壇づくり実践」を開催しました。

「陸前高田花の会」、「NPO法人 Green Fields」と指定管理者の共催、「NPO法人 Green Works」「おおちゃん花くらぶ」協力によるイベントです。

みんなで考え、みんなが楽しむ、みんなの花壇づくりワークショップの第2回目。

講師は引き続き、コミュニティガーデンアンバサダーの東方陽子さん。

今回は、みんなの花壇に花を植えていきます。

開会式で今日の流れを確認し、スタートです!

まずは、集まった花の確認から。

今回、植えるのは「里帰り」の花たち。

震災後、復興のために「フラワーロード陸前高田」や、「森の前花壇」に全国から寄せられた花で、市街地のかさ上げのため、撤去を余儀なくされましたが、県内各地から引取の声が上がり里親の元で育てられていました。

復興工事が終わった今、整備された公園の中に、支援への感謝を忘れない「里帰り花壇」をつくるため、たくさんの花が戻ってきました。

里帰りの「ジャーマンアイリス」や、「ニオイアヤメ」、「イソギク」などのほか、参加者が持ち寄った「アジュガ」や、「コンフリー」なども加わり、たくさんの花が集まりました。

全ての花を確認したら、背の高いもの、中くらいのもの、低いものに仕分け。

園路からの見た目を意識しながら、背の高いものから置いていきます。

背の高いものと、低いもの。

葉が細いものと丸いもの等、リズムをつけながら配置していきます。

全て配置したら、みんなで確認。

待ちに待った、植え付け開始です!

花壇の中心から縁へと順番に植えていきます。

持ち寄った「チューリップ」の球根も一緒に植えました。

どこに何を植えたか、わからなくならないように、花名札も忘れずに。

「たねダンゴ」づくりも行いました。

たねダンゴとは、赤玉土とケト土を混ぜてつくった土のダンゴに、花のたねを練りこんだものを植える種まきの手法です。

たねダンゴづくりには、たねが風で飛んだり、雨で流れたりしにくくなるメリットが。

そして何より、たねダンゴをつくること自体がとっても楽しい。

みんなの笑顔があふれます。

たねダンゴに入っているたねは、「リナリア」や「ネモフィラ」など6種類。

多年草の花壇に一年草も加えていきます。

植え付けが終わったら、会議室に移動して、「お茶っこ」とクラフトの時間。

今回は、紅茶に「レモングラス」と「レモンバーベナ」をブレンドしたハーブティ―と、「ノリウツギ」のスワッグづくりでした。

最後に、「こんなガーデンにしたい!」「ガーデンの愛称」と今日の感想を付箋に書いて共有しました。

「みんなでワイワイ、ガヤガヤ、ガーデンづくりができてとっても楽しかった。」

「よく咲きますように。たまに見に来ます。」

皆さんの笑顔が浮かぶような、嬉しい感想ばかり。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

花壇づくりは始まったばかり。

これから、どんな花壇に育っていくか、楽しみです。

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