道の駅高田松原の前に、公園と市街地を結ぶ交通手段として人気の”モビタ”とも違った、白いカートが止まっていることにお気づきでしょうか?
3月までの予定で、陸前高田市と一般社団法人陸前高田市観光物産協会によるグリーンスローモビリティ(通称:グリスロ)を活用したガイド事業の実証実験が行われています。
平日便は、水曜日(午後のみ)、金曜日(終日)に運行。土日祝日便はパークガイドが同乗してご案内しています。
10時から15時まで(12時を除く)毎正時発の1日5便、約50分のグリスロ体験です。

「道の駅高田松原」発、「気仙中学校」と「奇跡の一本松」に立ち寄り、道の駅に帰ってくる往復2.8kmの道のり。
7人乗りのカートに乗り込み、いざ、出発!

園内をゆっくりと進むグリスロ。
右手に「奇跡の一本松」を見ながら、震災遺構「気仙中学校」に向かいます。

気仙川水門の橋を渡り、気仙中学校が見えてきました。
園内でグリスロを運行することにより、公共交通機関で来園された方が、離れた位置にある気仙中学校まで移動するための手段としても期待されています。

気仙中に到着!
グリスロならば、広い園内の移動も楽々です。

ここで折り返して、先ほど通り過ぎた「奇跡の一本松」に向かいます。

奇跡の一本松が見えてきました。
車内での運転手さんとの楽しいお話もグリスロの魅力。

停車して、奇跡の一本松を見学します。
現在は実証実験中のため、席が空いていれば途中乗車も可能とのこと。
白い車体・白いガイドジャンパーを見かけたら声をかけてみてください。

道の駅高田松原に帰ってきました。
園内の震災遺構の後は、東日本津波伝承館もあわせてご見学ください。

実証実験は3月まで行われる予定です。
乗車料金は、モニターのため無料(乗車後簡単なアンケートにお答えください)。
この機会に、ぜひ、ご利用ください。
