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コミュニティガーデン講座「簡単!種まき(たねダンゴ)花壇づくり」を開催しました

暖かい日差しの秋の日、公園管理事務所前にて、NPO法人Green Fields 主催、陸前高田花の会協力によるコミュニティガーデン講座「簡単!種まき(たねダンゴ)花壇づくり」を開催しました。

震災後に大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市で継続して行われている花と緑で復興をサポートする活動の一環で、今回は「たねダンゴ」を使っての、寄せ植えの植替えです。

「たねダンゴ」とは、赤玉土とケト土を混ぜてよく練ってつくった土のダンゴに、花や野菜の種を練りこんだものを、花壇やプランターに植えて育てる種まきの手法です。

東北での「花と緑の復興支援活動」で岩手県宮古市の保育園の庭で、花を植える活動の中から生まれ、全国都市緑化フェアでの花壇づくりなど、多くの人が関わる花壇づくりや交流イベントなどに活用されています。

つくり方は、とっても簡単。

まず、用意してもらっていた大きなダンゴを4つに分けます。

できたダンゴの真ん中に穴をあけ、肥料を一つまみ入れ、もう一度丸めます。

丸めたダンゴに種をつけ、もう一度丸めて種を埋め込んでいきます。

ダンゴができたら、いよいよ、鉢に植えていきます。

まずは、周りにビオラやパンジーを植え付け。

次に、一鉢に3個ずつ、たねダンゴを植えていきます。

たねダンゴは植えつけ前に軽く平らにつぶすのがポイント。こうすることで土となじみやすくなるそう。

あまり深植えにせず、土をかけたら完成です!

残りのたねダンゴは持ち帰り、ご自宅でもお花をお楽しみいただきます。

たねダンゴの種は、リナリア、ネモフィラ、ハナビシソウ、カスミソウ、ヤグルマギク、ムギセンノウの6種類。

少しずつずれて咲くので、長くお花が楽しめます。春が来るのが、今から待ち遠しいですね。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

11月3日には、園内でスイセンの植え付け活動も行います。

詳細は、公園HPでもお知らせしていきますので、ご興味ある方は、ぜひ、ご参加ください。

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