ブログ

未来はすぐそこに?自動運転の実証実験に密着!

今日は二十四節気の立春。暦の上では春の始まりですが、まだまだ、寒い日が続きそうです。

園内では、2月1日(水)から3月5日(日)にかけて、陸前高田市による今年度2回目となる自動運転走行の実証実験が行われています。

自動運転走行による環境に優しい小型EVバスを活用して、道の駅高田松原を起点に、広い公園内に点在する震災遺構などを巡ることができます。

前回(令和4年9月)の実証実験では、公園の西側ルート(道の駅-奇跡の一本松-気仙中学校)のみでしたが、今回は東側ルート(道の駅-タピック45-下宿定住促進住宅)が新たに追加されました。

自動運転のバスは、運転席・助手席を含めて9人乗り。

土、日、祝日は、パークガイドが同乗する便(要事前予約)も運行し、震災遺構や復興状況に関する説明を聞くことができます。

今回は、「パークガイド付き」の「東側ルート」に密着してみました。

道の駅を出発したバスは、「祈念公園」交差点から、「運動公園」交差点の間は国道45号を走行。

氷上山をバックに、ゆっくりと進みます。

園内に入り、まず最初に停車したのは、震災遺構「タピック45」。

一旦、バスを降りてパークガイドさんの説明を聞くことができます。

写真を交えながら、地震をものともしない耐力壁が津波によって破壊された内部の状況や、観光の中心拠点であった当時の賑わいなど、お話していただきました。

再び動き出したバスは、古川沼の湖畔に沿って進んでいきます。

池の上には、たくさんの水鳥達。今日は姿が見えませんでしたが、タイミングが合えば、白鳥の姿も見えるかも。

次に停車したのは、公園管理事務所の駐車場。

奥には、震災遺構「下宿定住促進住宅」が見えます。

せっかくここまで来たので、防潮堤の上に登ってみました。

防潮堤の上からは、4階まで完全に水没した「下宿定住促進住宅」を見ながら、津波の高さについてと、

4万本の植樹が完了した「高田松原」を見ながら、50年かかるともいわれる松原の再生について、お話しいただきました。

帰りは、同じルートで道の駅へと戻ります。

松原大橋の向こうには、箱根山も見えます。

道の駅へ戻ってきました。

あっという間の一時間。

自動運転バスの乗り心地や、走行中の車内の様子などは、ぜひ、ご乗車してお確かめください。

自動運転の実証実験は、3月5日(日)まで。

ガイド付きは土日祝のみで、要予約となっています。

皆さまのご来園をお待ちしております。

一覧へ戻る